プロジェクトカエサル(要約)
Paradox Interactive社のProject Caesarに関する開発日記を抜粋したものです。
もくじ
最新情報
第29回は地区の発展具合を示す「繁栄度・開発度・道路」について
- 繁栄度(Devastation)は-100%~+100%の値を取る
- 繁栄度の増加は時間経過でゆっくりとしか進まないが、占領や港の封鎖をされると急速に減少する
- 繁栄度が高いと開発度が増加する
- 逆に繁栄度がマイナスになると荒廃し、食料や産物の生産と人口が減少しはじめる
- 州の荒廃は占領だけではなく、敵軍の駐留や戦闘によっても起こりうる(#29)
- ルネッサンスの時代になれば進歩により内閣に荒廃の回復をさせることもできる
- 開発度(Development)が高いほど人口上限が上昇し、資源の活用も進む
- 内閣に州全体の開発度を上昇させるよう命じることができるようになる
- ほとんどの定住国は最初から砂利道を建設できる
- 後の時代の3つの進歩で新しいタイプの道路を建設できるようになる
- 道路は近接性を改善し、軍隊の移動速度を上げ、貿易にも貢献する
- 他国の土地でも好意的であれば道路を建設できる
- 道路はある地区に建設するのではなく、地区と地区の間に引かれる(#29)
- 道路の最終系は鉄道(#29)
- いくつかの異なる方法で私掠船の後援のロックを解除できる
- ルネッサンスの時代に外交のフォーカスを選択すると、早い段階で私掠船を後援できる
- 大航海時代には一部の国が私掠船を雇える独自の進歩がある
- 絶対主義の時代には私掠免許の進歩で、より頑丈かつ低コストの私掠船を雇える
- EU4とは違い自国の艦隊を私掠船にするわけではない(#29)
- 海賊/私掠船は、そのエリアの海域のすべての非友好国の制海権を低下させる
- もちろん関係は悪化し、開戦理由を与えることにもなるだろう
- 逆に海賊/私掠船から防衛するには、その海域に船団を置いておけば積極的に討伐に向かう
- ガレー船は海賊狩りでは重量船よりも向いているが、圧倒的に優れているのは軽量船だ
- 16世紀後半には特定のエリアで海賊行為が活発化しはじめるシチュエーションが起きる
- 支配力が非常に低い沿岸の地区には農民が海賊の集会所を建てることもある
- 平均寿命によってキャラクターの寿命が変わってくる可能性がある(#29)
- インドのトゥグルク朝は「デリーの没落」というシチュエーションで始まる(Map#19)
- シク教はシチュエーションによって出現する(Map#19)
プレイ期間
プレイアブル国家
- プレイ可能な国家は4タイプ
■土地ベース
土地を所有し、建物を建設し、軍隊を育成できる通常の国家
■軍隊ベース
通常国家と同じことが可能だが、軍隊がある限りは土地を失っても滅びることはない
■建物ベース
土地を所有することはできず、他の国にある建物をベースとした組織国家
- 銀行組織
PeruzziやBardi、後にFuggersなど
他国からの融資要請を受けて貸し出しを行う。他国の階級が持つローンを引き受けたりもできる - 貿易会社
宗主国の利益のために貿易を進める従属国。宗教改革の時代から設立可能 - ハンザ同盟
通常の土地ベース国を従属国に持つ建物ベースの組織
プレイ可能国であり、純粋に貿易ゲームをしたいときには非常に楽しい国 - 聖職者団
カラトラバ騎士団など。詳細は後日
日本の大名は建物ベースの国の仕組みを使用する
■人民ベース
土地を所有せず、POPを引き連れて移動する(おそらく遊牧民的な国家)
土地を所有していないため、自ら資源を掘り出したりせず、建物を建てることもできない
POPから直接徴税することができ、軍隊はどこでも移動し、どの土地でも食料を集めることができる
新世界では土地ベース国と人民ベース国が混在している
リリース時には AI のみになる可能性が非常に高い
- 軍隊ベース国と人民ベース国は土地ベース国になるギミックがあるが、原則として国のタイプを変更する方法はない
Map (#2)
- ゴール平射図法を採用
極地をむやみに大きくすることなく、赤道付近を小さくし過ぎず、中緯度地域を適切な大きさにできるから - マップ単位は州ではなく地区(Location)<州(Province)<地域(Area)<地方(Region)<亜大陸(Subcontinent)
(例:西ヨーロッパ亜大陸のスカンジナビア地方のスヴェアランド地域のウップランド州のストックホルム) - 地区はなるべく均一に分割され、原則として大きさで最大3倍差まで
- ひとつの州にはだいたい4~8の地区を含む(#2)
(※Vic3のひとつの州は10~50の地区にあたる(#8)) - 海も沿岸と沿岸隣接水域、海流が設定されている。海流は沿岸地域を相互に接続している
- サハラ砂漠やグリーンランド、海流外の外洋など通行不能地形もある
- 国が小さいときは短い名前で表示される(#5)
- 大きな川でも艦隊の航行はできない (#6)
- 森林は軍隊の移動速度を低下させ、視界を遮断(戦場の霧)する(#Map1)
- サンクトペテルブルクなどはイベントで地名が変化する(#Map1)
- マップをピクセル数で表現すると16384 x 8192(EU4は5632 x 1048)(#Map1)
- いずれの国家もない土地でもPOPは存在し、統括する政府のない集落として表現される(#Map15)
地区/Locations (#2,#6,#8)
- 地区情報の一覧は以下の通り(*)
- 気候:熱帯 / 温暖湿潤 / 西岸海洋性 / 乾燥帯 / ツンドラ / 地中海性 / 亜寒帯湿潤 / 極圏
- 植生:砂漠 / サバンナ / 草原 / 農地 / 林 / 森林 / ジャングル
- 陸地:平原 / 山地 / 丘陵 / 高原 / 湿原
- 海洋:外洋 / 深海 / 沿岸 / 内海 / 海峡 / 湖 / 高山湖 / 塩湖 / 環礁
- 食品:野生肉 / 魚類 / 小麦 / 大豆 / トウモロコシ / 米 / 穀類 / 豆類 / ジャガイモ / 畜肉 / オリーブ / デーツ / 果物
- 原材料:ウール / コットン / 砂糖 / タバコ / 馬 / 粘土 / 砂 / 石炭 / 鉄 / 銅 / 金 / 銀 / 石 / 錫 / 鉛 / 絹 / 染料 / 香料 / 紅茶 / ココア / コーヒー / 繊維作物 / 象牙 / 毛皮 / 木材 / 塩 / 医薬品 / 宝石 / 真珠 / 琥珀 / 塩硝 / ミョウバン / 香辛料 / ワイン / 象 / 大理石 / 水銀
- 現在の地区数は27,518(#3)
- 中核州の扱いはEU4ともEU3とも異なる(#4)
- デフォルトではすべての地区は農村(Rural Settlement)であり、街(Towns)、都市(Cities)へとアップグレードできる
- アップグレードするには一定の人口が必要でコストもかかる
- アップグレードすると人口容量が増えるが食料生産が減り、貴族/聖職者/都市民POPが増える
- アップグレードには数年かかる(#6)
- 農村と街では建物の種類もガラリと変わる(※IRに近い?)
- 建設はスロットを埋めていくものではない(#6)
- 地区には支配権(Control)があり、首都等からの距離と地形によって減少する(0%~100%)
- 支配権は税収や徴集兵の数に直結し、低ければ自国市場の魅力も弱まって他国市場へ属してしまうかもしれない
- 距離のペナルティは外洋はかなり高く、海岸線沿いや河川沿いは軽減され、陸上では道路を建設して下げることができる
- 土地管理人(Bailiff)の建物を建設することでも軽減できるが、貴族POPと食料コストが増加する
- 支配権が低すぎれば独立につながるだろう(#6)
- 地区の海岸線では港などの建物や海軍に応じて、海域の支配権がゆっくり時間をかけて構築される
- 海域の支配権は地区の支配権だけではなく、自国市場にも影響する
- 敵海軍による封鎖や海賊による襲撃を受けると海域の支配権は急速に失われ、防衛しなかったことを後悔するだろう
- 都市は過疎化することもある(#6)
- 飛び地は土地管理人(Bailiff)がいないとコントロールできなくなる(#6)
- ヘルレのような飛び地国はHREを介して支配権を伝播する(#Map1)
- 地区は人口/産品/主要宗教/主要文化/基礎税額/所属市場/食料収支/気候/地形/植生のパラメタをもつ
- どの地区も必ず1つの産品を持つ
- 産品の産出量を増加させるにはお金と時間(180日?)、そして別の産品が市場に必要な場合もある(例えば鉱山の拡張に木材)
- どこまで拡張できるかは人口、開発度、技術、社会的価値観によって変わる
- 産品の産出には農民か奴隷を必要とし、そこで働くPOPは食料生産には従事しない
- 開発度は地区ごとに0~100%の値を取り、繁栄度が高いと時間の経過とともに増加する(#16)
- 開発度は人口を支えるすべてのインフラの表現で(#16)、例えば井戸や都市の道路などの概念(#16)
- より開発度の高い地区ではより多くの人口を維持できる(#16)
- 地区を所有する国の主な文化に基づいて名称を変化するシステムがある(#Map6)
気候/冬 (#28)
- 冬の影響の大きさは主に気候によって決まり、いま何月か、また3段階の冬の厳しさによっても変わる
- 北半球と南半球では冬になる時期は異なる
- 冬の厳しさは穏やかな冬、普通の冬、厳しい冬の3段階
- 冬にはその影響の大きさによって兵士の損耗がおきる
- また寒冷地域のPOPは毛皮の需要が高くなる
- 冬になると食料の生産が大幅に減少し、穏やかな冬は25%の減少だが、厳しい冬だと0になる
- 通常の冬と厳しい冬は建設にまで影響を与え、建物の建設から船の建造まですべてが止まる
- スウェーデンやノルウェーなどの国では、1年のうち数か月を失うこともあり、難易度が上がるだろう
- 海峡、内海、湖は冬季に凍結する可能性がある
- 海軍は氷が解けるまで動けなくなり、凍結した海域に入ることもできない
- 凍結した海域は軍隊が通過できるが、氷が解けて壊滅的な結果を招く可能性も考えておくべきだ
- 地形が「山」の場所は、通常の冬と厳冬の間は軍隊の通過が不可能になり、戦略に影響することになる
- 台風の影響に関する実装も検討中だ(#28)
- 海域の凍結は貿易や支配権の伝搬にも影響を与える(#28)
POP (#3)
- 以下の属性であらわされる人口。1人単位で表示される
- 文化 - カタルーニャ、アンダルシア、スウェーデンなど
- 宗教 - カトリック、ルーテル派、スンニ派など
- 社会階級 - 6つの異なる階級がある。貴族、聖職者、都市民が上流階級
- 貴族 - ピラミッドの頂点に立つ人々
- 聖職者 - 司祭、修道士など
- 都市民 - 町や都市に住む商工業者
- 平民 - 大抵の国の国民の大部分
- 部族民 - あるいはこちらが大部分の国も多い
- 奴隷 - 合法である国にのみ存在する
- 識字率があり、技術の進歩やPOPの立場に影響する
(技術の進歩は識字率だけが影響するものではない*) - 満足度は以下のものを代表にさまざま影響を受ける
- 宗教寛容度
- 文化的偏見
- 国内安定度
- POPは時間の経過とともに増加または減少し、他文化への同化、宗教への改宗、さらには移住する可能性がある
- POPはゲームの基盤だが、それはバックグラウンドにあるシステムであり、間接的にしか制御できない
- POPは地区単位で設定されるがPCパフォーマンスについては心配してない
- POPに富レベルのような消費が増えるメカニズムはない(#10)
- おもに市民は経済に、国教の聖職者は安定度に、受容文化の貴族は外交や戦争に貢献する
- 社会階級、文化、宗教の組み合わせでPOP集団を形成する
- POP集団のサイズは1人~2億5000万人
- 各地区には人口許容量があり、植生、地形、気候、加えて建物や開発度によって変化する
- 人口が現在の許容量より多い場合、移住の魅力と人口増加に非常に大きなペナルティ
- 自然増するのは農民と部族民のみで、ほかの階級は増加値がマイナスでなければ均衡し続ける
- 逆に人口過剰、食糧不足、戦争による疲弊、荒廃などによる自然減はすべての階級で起こりうる
- 各階級のPOP上限に余裕があると、時間をかけて下の階級から昇格してくる
- 評議会により昇格速度を早めることは可能だ
- 逆に階級のPOP上限を超えていると降格も起こる
- 上流階級のPOP上限はその階級用のインフラに依存する
- 他の階級にくらべ貴族階級への昇格はわずかなものになるだろう
- 特定の階級から徴兵すると、その階級の最大人口が減少する
- 同化は自然に行われ、非受容文化から国家の主要文化へとゆっくり変化する
- ある文化を同化されない受容文化にすることは可能だ(#17)
- 社会的価値観や支配権、建物が同化速度に影響し、評議会による促進も可能だ
- 豊かな地域では同化速度より人口増の方が早いだろう
- 自然な移住は市場内でより魅力の高い地区へと移住する
- 同じ市場内なら国家間の移住もある(#17)
- 上流階級は基本的に許可されているが、農民の移住を許可している国は少ないだろう
- 移住も評議会を通して促進することもでき、建物でも移住求心力を高めることができる
- たとえば新世界など市場外への移住は別の仕組みがある(#17)
- イベント、災害などによる特別な移住もある
- 国の平均識字率は研究速度に影響を与え、POPの識字率は満足度に多少影響する
- 各地区の貴族の平均識字率は支配権がどれだけ速く高まるかに影響し、各地区の奴隷の平均識字率は地区の不安度を増大させる
- 社会階級、文化、宗教、および居住地によって異なるPOP需要がある
- たとえば寒冷地のPOPはより多くの木材や石炭を欲しがるが、ジャイナ教のPOPは毛皮を欲しがらない
- POP需要は入手の可否と価格によっても満足度に影響を与える
- POPはタバコなど知らない商品には需要を持たない
- 価格の影響は各階級の識字率によって変化する
- 満足度は需要の他に、そのPOPの文化の地位、宗教あるいは特定の建物や、軍隊の駐留によっても変化する
- 満足度の低いPOPは反乱軍を支援し始めるだろう
- また地区のすべてのPOPの平均満足度が繁栄と支配権に影響する
宗教 (#13)
- EU4とは違って宣教師はおらず、制度やインフラによってゆっくり改宗が行われる
- 他の宗教に対する態度は親和的、好意的、中立、否定的、敵視の5段階(#13)
- 国ごとに真の信仰、異端、異教に対する独自の寛容さを持つ
- 宗教グループはキリスト教、イスラム教、東方宗教、ダルマ教、ゾロアスター教、マニ教、ユダヤ教、アンデス、異教
- カトリック、正教、合性論者、プロテスタント、イスラム教、仏教、神道、ナワトル、ヒンドゥー教、インティ宗教には独自のギミックがある
- 例えばジャイナ教は開戦理由なしに戦争を始めることができず、カルヴァン主義では戦闘でサイコロを振り直すことはなく、すべてが予め定められている
- その他の宗教については今後追加する余地がある(#13)
- 日本の主な宗教は神道だが仏教の要素も含まれている(#13)
- 中国は儒教と道教のメカニズムが存在する(#13)
- インドにはジャイナ教、大乗仏教、上座部仏教が存在する(#13)
- 国教を変えることは可能(#13)
- 改宗は評議会による強制が必要で、逆に国教から異なる宗教へ改宗するメカニズムもある
- 建物の種類、社会的価値観、法律、または聖職者の特権により改宗速度は変化する
法律 (#18)
- 法律とはある法律(たとえば徴兵法など)について複数の法案の中からコストを払って選択するもの
- 特定の国、宗教、文化、その他により選択できる法案は増減する
- 単なる修正スタックではなく、メカニズムを有効または無効にしたり、社会的価値観に影響を与えるものを目指している(※ただし例を見るとEU4のアイディアにちょっと近いような)
- 開始時点では大抵12~15件ほどの法律について法案が選択されており、ゲームが進むにつれ増えていく
- 新しい法律の制定には金銭のみで可能だが、変更には安定性を犠牲にする
- 王権が高ければ安定性の減少は軽減されるが、逆に低ければさらに大きくなる
- 安定性の犠牲を避けたければ、法変更を議会にかけて承認をもらう方法もある
- 変更すると以前の効果はすぐ失われるが、あらたな法の効果が発揮されるのは数年かかる場合がある
- 国際機関にも法律があり、HREの皇帝などが独自に制定できる法も存在する
- 報道の自由(ゲーム後半)の法による建物など、法によって建設可能になる建物もある
- 指導者の相続に関する法もあるが、継承法そのものはまた別の仕組みだ
- 継承法にはサリカ法、セミサリカ法、共和国のさまざな選挙、教皇選出法など国ごとに異なる
- 封建制でも複数の種類がある(#18)
- 異端審問法にも複数の種類がある(#18)
- 強い権力を持つ階級がいると彼らの好む法律を強制されるかもしれない(#18)
時代と制度 (#19)
- ゲームには6つの時代があり、各時代は約100年ごとに次へ進む
- 時代は時間経過でのみ移り変わる(#19)
- 各時代には3つの制度が出現し、それぞれが世界中に広がる
- 時代ごとに税収額が増加し、保有できる軍隊の規模が増加する
- 制度の出現場所は、最初の時代はより厳格に歴史的な位置に、後の時代はより柔軟になる
- 複数の発生可能な地区がある場合、人口によって重み付けされたランダムで選ばれる(#19)
- 制度の動的な出現は「歴史的」モードに設定して固定位置にもできる
- 歴史的な出現地点をオンにしている場合は、たとえその地区が条件を満たしていなくてもその地区で発生する(#19)
- ひとつの制度が複数の場所で発生することはない(#19)
- 制度の拡散には時間がかかり、隣接地区や海路を通してか、市場の貿易ルートを通じて広がる
- 制度の広がりは主に貿易(#19)で、大航海時代以降になると評議会を利用できる(#19)
- 貿易による普及は輸入元で広がる(#19)
- 制度が自国の人口の10%以上に広がったら受け入れることができる。
- 新世界では植民者が現れるまで制度を利用できない(#19)
■伝統の時代 / Age of Traditions
- 律法主義/ローマ(都市名は歴史的出現地点)
旧世界のほとんどはゲーム開始時にこの制度が受け入れられている - 実力主義/北京
ゲーム開始時には東アジアにのみ広がっている - 封建制/アーヘン
旧世界のほとんどの地域に広まっている
■ルネッサンスの時代 / Age of Renaissance
- ルネッサンス/フィレンツェ
時代が始まって間もなく、大学のある北イタリアの都市で誕生する - 銀行業/ジェノバ
「資本経済」の強い社会的価値を持っていて、ヨーロッパ・北アフリカ・中東の1k以上の市民がいる町や都市で発生する - 職業軍人/パリ
「軍質重視」の社会的価値を持つヨーロッパのどの地区にでも出現する
■大航海時代 / Age of Discovery
- 新世界/セビリア
2k以上の市民を擁し、アゾレス諸島と西アフリカの海岸線を発見した西ヨーロッパまたは北アフリカのどの港でも出現する - 印刷機/マインツ
所有者が5枚以上の紙を生産し、「外向きの」社会的価値がある、2k以上の市民がいる地区であればどこでも発生する - パイク・アンド・ショット(テルシオ)/インスブルック
職業軍人を受容済みで20超の軍事伝統、「土地」の社会的価値観を持ち、火薬技術を持っている場所で発生
■宗教改革の時代 / Age of Reformation
- 信仰告白主義/アウクスブルク
印刷機を持ち、支配的な宗教がカトリックであり、「唯心論」の社会的価値がある欧州の町や都市で発生 - グローバル貿易/リスボン
世界中で最も価値の高い商品が取引されている都市の市場センターで発生 - 砲兵/イスタンブール
銃器職人と金属工房があり、「攻撃的」な社会的価値を持つ世界中のどの都市でも発生
■絶対主義の時代 / Age of Absolutism
- 工場/ダービー
建物レベルが100を超え、市民が20k以上おり、「資本経済」の社会的価値を持っている地区に生成 - 科学革命/ケンブリッジ
大学があり、平均的な識字率が高く、「革新的な」社会的価値を持っている地区で発生 - 軍事革命/ストックホルム
軍事施設が多く、人口が50k人を超える首都であればどこでも発生
■革命の時代 / Age of Revolutions
- 啓蒙/パリ
大学があり、平均的な識字率が高く、「革新的な」社会的価値を持っている地区で発生 - 工業化/ブラックバーン(イングランド)
250以上の建物レベルと少なくとも20kの市民がいて、「資本経済」の社会的価値を持っている地区であればどこでも発生 - 国民皆兵/パリ
軍事施設が多く、人口が200kを超え、「防御的」な社会的価値を持つ首都で発生
政府 (#4)
- 5つの異なる政府タイプが存在する
- 君主制(Monarchy) - 正統性(Legitimacy)に基づく
- 共和制(Republic) - 共和の伝統(Republican Tradition)に基づく
- 神政国家(Theocracy) - 献身(Devotion)に基づく
- 遊牧民(Steppe Horde) - 遊牧民の結束(Horde Unity)に基づく
- 部族(Tribe) - 部族の団結(Tribal Cohesion)に基づく
- 国のランク、政府改革、地域により国の呼称が決められる
- 成人の統治者がいない場合は摂政が置かれる(空位期間もある*)
- 制度や法律などの政府改革があり、階級への影響をはじめ様々な効果を得らえる
(国や文化宗教、その他により使用可能なものが異なる) - 議会があり、各階級からの議題の要求がある(※どんな国家制度でも?)
(現在は2年のクールダウンがあり、一方5年以上開催されないと不安が高まる*) - 評議会が存在し、国が大きくなるにつれて可能な行動が増える
(EU4の顧問とCK2の評議会の複合) - 法律や政府改革により13の社会的価値観に変化を及ぼす
(非/中央集権化、貴族制/富豪制、農奴/自由農etc) - ミッションツリーは存在するがEU4とは異なるスタイルになる*
- 内戦はImperatorに近いシステムとなる(#5)
- 奴隷の反乱もある(#5)
- 同君連合の仕組みはEU4とは変わる(#5)
- 安定度は各階級の満足度、POPの昇進速度(部族民から平民、都市民…)、POPの満足度が影響する*
- 安定度は他にも評議会の方針、国教聖職者の割合、経費支出でも影響される*
評議会/Cabinet (#16)
- ゲーム開始時のほとんどの評議会の規模は2(名?)で時代ごとに1以上増える
- 評議員の席は一部の政府改革や法律で増えることもある(ただしデメリットも)
- 最大議席数は8~10名になるよう調整している(#16)
- 各階級の評議員はその階級に+10%の権力を与る
- 優秀であっても異教異文化の評議員は悪影響を及ぼすことがある
- 評議員の行えるアクションは45種類。時代が進むとさらに追加される
- アクションはタグ、文化、改革、宗教に特有のものがあるため通常の選択肢は半分以下(#16)
- 各アクションには行政、外交、軍事の3つのカテゴリがあり、どの能力値が使用されるか決まる
- アクションは国全体や州単独に効果があるものがあり、社会的価値観、法律、政府改革、階級特権や評議員との関係で効率が変わる
- 新しい評議員を割り当てるにはゴールドが必要で、置き換えるには安定性が犠牲に(#16)
- 強い権力を持つ階級は評議員の地位を要求するかもしれない(#16)
- キャラクターに「評議会長」という称号を与えることができ、行動の効率が25%増加する。ゴールドを消費するが階級の権力と幸福度が上がる(#16)
- 評議会の費用は宮廷費用に含まれ、キャラクターの能力やスキルでは変わらない(#16)
- 評議員で支配権を上げたあとに解任すると支配権は低下するが、比較的短期間で元に戻るだろう(#16)
- 評議員が戦争を要求することはないが、議会はあるかもしれない(#16)
階級/Estates (#5)
- 4つの階級が存在し、統治者(Crown)も含めて100%の権力を分け合っている
- 貴族(Nobility)
- 聖職者(Clergy)
- 都市民(Burghers)
- 平民(Commoners)
- 貴族と平民は同じPOP数で1000倍の権力差がある(例:1000人で貴族50、平民0.05)
- POPのいない階級は権力を持たない(#5)
- 奴隷は権力を持たない(#5)
- 統治者の権力ベースは国の総人口(#5)
- 統治者の権力の大小により、特権の取り消し、法律変更、宮廷の各種コストや評議会の効率に影響する
- 各階級には現在の満足度から特権/法律/安定度などに影響された均衡点へと向かっていく
- 現在の満足度が50%超でボーナス、50%未満でペナルティ。25%未満になると税金を払わない
- 貴族はあなたの名声の獲得と対スパイ活動に影響
- 聖職者は研究速度と外交上の評判に影響
- 都市民は販売者の力と生産効率に影響
- 平民は食糧生産と安定度コストに影響
- ズィンミー、部族民の階級が追加された(*)
- 国や政府タイプに応じて独自の特権が多数あり、階級の権力や満足度、社会的価値観などに影響を及ぼす
- 徴集されなかった税金は各階級の富となり、裕福になれば自らの利益となる建物に投資を行う(多く場合国にも利益となる)
- 各階級が持つ資金は建物の他に国家へのローンを提供するプールともなる(#8)
キャラクター (#15)
- 0から100の範囲で行政、外交、軍事の3つの能力値を持つ
- 能力値は誕生時に0から始まり、幼少期の特性に応じて大人になるまで成長する
- 統治者の子供や孫に特定の教育を割り当てることができる
- 統治者は統治中に最大3つの特性を獲得する
- 将軍または提督は戦闘後に特性を1つ獲得することがある(#15)
- キャラクターは出身文化、信仰する宗教、出生地と現在地をもつ
- ほとんどのキャラクターは貴族階級だが、政体などによっては異なることもある
- 配偶者の数は宗教と法律によって異なる
- 子供の数は両親の生殖能力に大きく左右される
- 同盟を確保するために娘を結婚させたり、修道院に送ったり、有能な人物を貴族に取り立てたりすることがあるだろう
- 婚姻相手はゲーム内に存在するキャラクターから選ぶ必要がある
- 他国に適切な婚姻相手がいない場合は、地元の貴族や下層民との婚姻を余儀なくされるかもしれない
- 王族婚はその2つの国の間に連合を形成する。ただしすべての国には独自の相続法があり、継承者が異なると連合は解消されるだろう
- 君主の履歴や家系図も確認できる画面がある
- ポートレート表示はオフにすることもできる(#15)
- 近親婚は妨げられる(#15)
- 統治者に付くニックネームはある(#15)
- キャラクターの衣装は時代とともに変わる…ようにする目標を立てている(#15)
- 統治者の兄弟姉妹も子供を持つ可能性(#15)
- 家系制度があるわけではない(#15)
- キャラクターの忠誠度のような仕組みはない(#15)
- キャラクターは一度に1つの役割(将軍/提督/評議員)しかなれない(#16)
- キャラクターのステータスはベル曲線になる傾向がある(#16)
- ステータスは低い方から銅色→銀色→金色→紫色の順で表示される(*)
- 継承者は外国のキャラクターの場合もある(#18)
経済 (#7,#8)
- 収入
- 税金(各階級に対する特権や法律などにより上限が変化する)
- 貿易収入
- 外交収入
- 余剰食糧販売(州単位)
- (※鋳貨、派兵収入も見える)
- 費用
- 宮廷コスト(正当性や権力に影響する)
- 陸軍と海軍、砦の維持費
- 文化投資(ルネサンス時代から。統治者の威信に影響)
- 植民地支出
- 安定性への投資(国のサイズや法律、社会価値観により必要額が変化)
安定性は-100%~+100%の範囲で時間の経過により0(均衡値)に近づく
投資や社会制度、総人口に占める国教の聖職者の割合で均衡値は変わる
- 食料が不足していればその購入費用も負担しなくてはならない
- (※金利、貿易出費、傭兵雇用費、探検費用などもみえる)
- ほとんどがスライダーで調整可能(自動化ボタンもある(#7))
- 税率の調整は0.1%刻み(#7)
- 平時であっても軍事費用をゼロにするのはペナルティがあるだろう(#7)
- 安定性に投資したお金は各階級に渡ったりせず単に消費される(#7)
- 借金は各階級から提供される。各階級に提供できる資金がないと国は破産する
- 近隣に金融組織(領地をもたない)があれば外交官を派遣してお金を借りることができるが、もし返済が滞ったら二度と貸してもらえないだろう
- 金利はさまざま要因によって変わる(#8)
- 借金は早期返済してもEU4と同じくすべての金利を払う必要がある(#8)
- 基礎税額は建物や産品から計算され、支配権によって上下し、現在/見込/最大が表示される
- 見込と現在の差額は潜在的な反乱軍の資金となる(#8)
- 反乱軍は支配権と基礎税額によって進捗が計算される(#8)
- 現在の支配権から産出された基礎税額は各階級に分配され、階級ごとの税率によって国庫に入る税額が決まる
- 貿易の流れは動的なものになる(#8)
- メディチ銀行にはいくつかのユニークな仕組みがある(#8)
- 新世界の産品が旧世界に導入されるなど、産品が変化することはある(*)
- 金と銀の産品は鋳造能力に影響を与える(*)
- 硝石は原料の採掘以外の入手方法がある(#Map13)
市場 (#10)
- 各国は今所属している市場から独立して新しい市場を作成したり、古い市場を解体したりできる
- 市場は複数持つこともできる(#10)
小さな市場では商品の多様さが失われ、大きな市場では周縁の市場アクセスが低下するからだ(#10) - 新しい市場を立ち上げるには多くの資金が必要になるだろう(#10)
- 各市場には特定の地区に中心市場があり、その地区の所有者がその市場を管理する。市場の備蓄も同様(*)
- 原則として各地区は、市場の魅力や場所と市場中心部の間の距離、外交的要因などに応じて、最も適切な市場に属する
- 市場アクセスは道路、水域、地形などの輸送コストが影響する(#10)
- すべての商品には現地価格があり、供給対需要の値も存在する
- 価格の上限下限は時代に依存する(#10)
- 各商品の供給はいくつかの要因に依存する
- RGO(資源産出)からの出力
- 建物からの出力
- 基礎出力(※粘土、木材、砂、石などの一部の商品)
- 商人の貿易(※商人は自らの裁量で取引を行う)
- 需要は主に建物の維持、商品原料、建設、陸軍と海軍の採用と維持、およびPOP需要など
- 市場内の需要が優先され、余剰のみ貿易対象となる(#10)
- 市場内の建物と海域の支配権などに応じて商人は貿易容量と貿易力を持ち、貿易できる商品の量に影響する
- 貿易独占特権のような、商人に影響を与える法律や特権がある
(市民の収容力を100%増やす代わりにハンザ同盟商人の貿易力を25%削減) - 貿易は市場間の距離が長ければ長いほど、各商品の出荷に必要な容量が増え、維持コストも高くなる
- 外交コマンドで市場アクセスの優先順位を要求および/または提供することができる
- 一部の国は完全に孤立しているため、その市場からの輸出入を許可するには特別な協定が必要だ
- 通商禁止は商人の通過を不可能にし、輸送コストを著しく上昇させるかもしれない(#10)
- 海峡は通行料が存在し、また外交でその免除を求めることもできる(#10)
- 各市場では特定の商品の輸出入が禁止される場合がある
(イスラム教徒の市場ではワイン、ビール、酒類の輸出入が禁止) - 時代に寄って市場同士の取引可能範囲があり、隣接した市場以外とも貿易はできる(#10)
- 従属国の属する市場は宗主国が決めることができる(#10)
- 他国同士の戦争も場合によっては貿易に悪影響がでるかもしれない(#10)
- 海賊と私掠船は交易路に大混乱を引き起こすだろう(#10)
- 中心市場を征服するだけで相手市場が崩壊するわけではない(#10)
- 取引は自動化ができ、個別に取引をロックすることも可能だ
- トレードノードには言語に関するメカニズムがある(※文化とは別に言語のパラメタがある?)(#10)
- 市場アクセスは購入の優先度と量の両方に影響される(*)
- 市場アクセスは川などにも影響される(*)
- 商品の消費優先度は市場アクセスの高い順に決まる(#27)
- お金の単位はダカットで共通だ(#20)
- 食料としての価値は米/10, 小麦/8, じゃがいも/8, トウモロコシ/8, 畜肉/8, 大豆/6, 雑穀/5, 豆類/5, 羊肉/5, 魚/5, デーツ/4, 果物/4, 狩猟肉/2.5(*)
建設 (#9,#27)
- 建設に必要な産品と維持or生産に必要な産品があり、地元市場で入手可能になっている必要がある
- 建物種類は100以上あり、農村のみや街のみ、沿岸のみ、他国にのみ、無主地のみなど様々
- 文化や宗教、地域や国固有のものもある
- たとえばオランダには干拓地がある*
- 建物にはレベルがあり、1またはあるレベルで固定のものや人口などに応じて増えるものがある
- 建物は大きくわけて生産施設、特定の効果を発揮する施設(城など)、階級のみが建設可能な施設の3種類
- 各階級は満足度が高ければ階級専用建物以外も建てることがある*
- 生産施設には軍事用、POP用、建物での消費など、約70種類の産品がある
- 特定の効果とは貯蔵できる食料の量を増やす穀倉、読み書き能力を高める図書館、さまざまな種類の砦、人材を訓練する建物、造船を支援する港の建物など多種多様なものがある
- 建物は(おそらく時代に合わせて)ギルドから工場まで進化していく
- 同じ産品でも生産方法が複数あり、たとえば紙は皮や植物繊維、木のみからなど、それぞれ原料によって利益も異なる
- 技術で解禁される生産方法もある(#9)
- 生産方法は自動化もできる(#9)
- 建物には働くPOPも必要で、農民が建物で働けばその分食料生産は減り、貴族や聖職者が必要であればそれらのPOP数も増えて存在感を増すだろう
- 利益のない建物は補助金を出さない限り閉鎖されてしまう
- 逆に建物を一時的に閉鎖して、POPを別の建物で働かせたり、産品の価格を変化させたりすることもできる
- 各階級が建てた建物は閉鎖できない。破壊はできるが不満が貯まるだろう*
- 建物の利益はその地区の基礎税額に加算される
- 基本的な原材料となる産品は農村に建てられる製材場、牧羊場、採石場などや貿易から入手できる
- 産品の備蓄の概念もある
- 戦争で建物が破壊される可能性もあるかもしれない*
- 占領中の地区の建物は市場への供給量が減るだろう*
- EU4のような産品によるゲーム的ボーナスはない*
- 建築は地区ごとのキュー(*)
- 階級特権を付与した場合にのみ建設できる建物がある(*)
- 階級固有の建物は不要になれば破壊することはできるが、高い支配権が必要で階級の満足度も低下する(*)
- 条件を満たすと削除される建物もある(*)
- 自国領内の他国の建物を取り壊すには原則として戦争が必要(#26)
- 友好的な外国の町や都市に建てることができる一般的な建物の1つは貿易事務所
- 同じランク以上の国の首都に建てることができる建物として大使館がある
- 一部の建物は、その地区に所有者がいない必要があるものもある
- たとえば植民地に建てたい建物の1つが伝道所で、毎月100人のPOPを改宗させる
- 各国専用の建物もあり、ハンザ同盟にはユニークな造船所がある。従属国を含むどの港にも建設でき、水夫を増やし、その地区の造船能力も高める
- 銀行組織をプレイしている場合は、各地の都市に銀行事務所を置くことができる。少量の商人パワーが得られると同時に、かなりの金も得られる
- カトリックの軍事組織は他のカトリック国に後援を交渉して騎士団司令部を設立できる。いくらかの金と人的資源をもたらす
- 地区の人口が足りないときに雇用が埋まる順番は法律による(#27)
戦争
軍隊 (#11)
- ユニットの種類は歩兵、騎兵、砲兵、補助部隊の4つ
- 1部隊の上限は時代で変化する(歩兵は100~3200、その他はまた別)
- 招集手段は傭兵か徴兵か常備軍か
- 軍隊の募集についてはより早く立ち上げるか、じっくり訓練してからにするかを選ぶことができる(#23)
- 傭兵も含めて部隊の数は自由に分割可能
- 傭兵は各地にいる傭兵団を雇う。他国に雇われていれば当然雇えない
- 傭兵は基本2年契約(延長可)
- 傭兵を送り出すことで資金を得るプレイも可能(#11)
- 相手の傭兵に賄賂を贈ることもできる(#23)
- 徴兵は州ごとに招集され(#11)、招集には時間がかかる(#11)
- 徴兵は戦争中にしか招集できず、また招集以降補充されない
- 常備軍には専用の建物が必要
- 時代や文化に応じて建築できる建物が変わる(弓騎兵、ロングボウ(#11)など)
- 通常の騎兵と弓騎兵の混在も可(#11)
- 人的資源も建物から得られる
- たとえばクリルタイは毎月50のMPを提供し、最大3000MP(5年分)まで備蓄できる。また100人の射手を雇用するには100MPを消費し、加えて毎月1MPの維持コストがかかる(#11)
- 需要文化以外は人的資源が少なくなる可能性がある(#11)
- 徴兵や常備軍は部隊に損失があればPOPも減少する
- 常備軍が回復するには自国領にいる必要があり、傭兵は賄賂で寝返ることもある(#11)
- 固定の部隊数上限はないが人的資源や消費産品で制限されるだろう
- 物資が足りないと士気が下がる
- いまのところ装備に関する産品は「武器」と「銃」だが増える可能性はあり、「大砲」を分割することを検討してる(#11,#11)
- 海軍も徴兵(?)がある(#11)
- ユニットのデータには「最大戦力 / 戦闘力 / 戦闘幅 / 士気ダメージ / ユニットウェイト / 損耗率 / 食料貯蔵量 / 食料消費量 / 移動速度 / 戦闘速度 / 先制 / 側面攻撃」がある
- 損耗はユニットウェイトで計算される(#11)
- ユニットデータとは別に国全体として「規律(攻防)/ 戦術(防)/ 士気 / 各兵科に対する攻撃ダメージ補正」がある
- 陸軍伝統は全部隊の経験の平均から産出され、訓練で上げることができる
- 陸軍伝統は士気や包囲能力を向上させ、社会的価値観にも影響する
- 将軍の配置は軍隊ごと(#11)
- 将軍や提督を任命すると12ヵ月は解任できない(テレポートを防ぐため)(#23)
- 将軍が死んだ場合は再任命のために自領地か占領済みの地区へ移動しなくてはならず、新将軍の効果が完全になるまで時間もかかる(#23)
- 軍団間で将軍を入れ替えるコマンドはある(#23)
- 補助部隊には兵站ユニットがあり、より多くの食料を運ぶことができる
- 戦象など特殊なユニットは現地でしか作成できない(象を輸入して作成することはできない)(#map2)
- 遊牧民は移動力の早い補給ユニットを持つ(#23)
- ボヘミアにはユニークな補助ユニットであるワゴンブルクがあり、イニシアティブに優れ、防御力も高い(#23)
兵站 (#23)
- 戦争中の軍隊の補充は自国領または同盟領のみで行われる。もちろん占領されていては不可能だ
- また退却中、戦闘中、乗船中、損耗中を受けている最中にある場合は補充されない
- ただし徴兵は一切補充されない
- 軍隊の移動中は徐々に士気が低下する
- 軍団の移動速度は最も遅いユニットに従う(#23)
- 一定の規模を超える軍隊は行軍が遅くなる(ペナルティを削減する進歩もある)
- 「強行軍」というコマンドはなく、急ぐなら砲兵と補給部隊を外すべきだろう(#23)
- 各軍隊は数か月分の食料を携行しているが、不足すれば餓死していくだろう
- 食料があっても敵地にいる場合はいくらかの損耗はある(#23)
- 自国領にいる場合はその州から食料を得るが、地元民が飢えないように気をつける必要がある
- 同盟国などの領地から食料を得たい場合は、そのための条約を結ばなくてはならない
- 戦闘で勝てば敗走した敵の残した食料を奪うこともでき、占領した州からも食料を略奪することができる
- 占領ずみの土地に隣接していれば最大2地区離れた地区から食料を補給可能だ
- 補給所を設営することもでき、本国から軍隊で運び込むこともできる
- 複数の補給所を連結するような仕組みはなく、補助ユニットで輸送する必要がある(#23)
- 敵の補給所を略奪することもできる(#23)
- また海軍は移動する補給所としても機能する
- これらが煩わしいと思うプレイヤーには自動化機能がある
戦闘 (#22)
- 最小の進行単位は日ではなく時間となり、8時から19時まで進行して残りの時間はスキップされる
- 戦闘は時間単位、建設は日単位、経済は月単位と処理の頻度は異なる(#22)
- 軍団の操作にはAIコンポーネントを使用する強力な目標システムがあるが、これは後日詳しく説明する
- 軍団ごとに将軍はひとりだけ任命できる(#22)
- 軍団を率いるキャラクターに将軍用特性は必須ではなく、後日獲得することもある
- 戦闘の指揮はもっともステータスの高い将軍が執る(#22)
- 将軍は戦闘中に死ぬことがあり、(#22)新しく任命されるまで将軍不在となる(#22)
- 将軍キャラクターの能力の影響
管理:維持費、攻城効率、戦闘幅など
外交:士気、イニシアティブ、食料消費
軍事:移動速度、規律、戦闘速度 - 戦闘に関する用語として、戦闘速度は予備部隊がセクションの穴を埋める速度
- 戦闘幅は地形と植生に影響され、一部のユニットや時代が進むと必要な戦闘幅が異なってくる
- イニシアティブは戦闘開始後、ユニットがどれだけ早く攻撃を開始できるか
- 常備軍は募集施設のある地区、徴兵は州都、傭兵は首都か都市、街で募集可能になる
- 各部隊の規模は種類や時代、文化によって変わり、ゲーム開始時には通常100人だが、徴兵は1000人(中国では1500人。連隊数が多くなりすぎて扱いづらいためだ)
- 軍団内には中央、左翼、右翼、予備軍があり、この4つのセクションに部隊が割り当てられる
- 歩兵と騎兵の比率に制限は設けていない(#22)
- お金と資源があればすべて騎兵にすることもできる(#22)
- 貴族の徴兵は主に騎兵になる(#22)
- 前衛と後衛の区別はないため砲兵ユニットも損傷を受ける(#22)
- 戦闘は砲撃フェーズから始まり、基本的には砲兵ユニットのみが砲撃できる
- 各セクションはそれぞれ正対するセクションの敵に対し(自軍右翼vs敵軍左翼など)、戦闘幅の上限まで交戦状態に入ろうとする
- 各ティックでサイコロを振ってイニシアティブをチェックし、成功してはじめて実際の戦闘へ参加できる
- ユニットごとにイニシアティブは異なるため、3正面すべてに先制力の高いユニットを配置するのには意味がある
- 正対するセクションがない場合は隣のセクションに攻撃が可能で、側面攻撃能力に優れたユニットは追加ダメージを与えることができる
- 予備も含めてすべての部隊は、戦闘の1時間ごとに士気が減少する
- 士気が低すぎる部隊は戦闘から離脱していく
- 各セクションに十分な部隊がいない場合は予備部隊が増援に入る可能性がある
- 3正面すべてに部隊がいなくなるか、手動の撤退命令により軍が撤退すると戦闘は終了する
- ユニットには経験値がある(#22)
- 部隊をアップグレードすることはできるが、士気と経験値はゼロになる(#22)
- ダイスは5時間ごとに再ロールされる(#22)(カルヴァン派を除く(#22))
- 革命の時代には複数の軍団の戦闘をより面白するため、隣接する場所で戦闘が発生した場合、自動的に近隣の軍が参加する進歩がある(#23)
- 戦闘開始時にゲームスピードを自動的に落とすオプションがある(#22)
攻城戦 (#23)
- 要塞のない場所は数週間で占領できるが、要塞はそうはいかない
- 攻囲戦はギャンブルであるべきというのが私(ヨハン氏)の好みだ
- 約30日ごとに判定が行われ、守備隊が損耗したり、さらに1ヵ月持ちこたえたりする
- 攻囲中はとくに食料に気をつけておかねばならず、食料が尽きれば撤退するしかない
- 最悪は突撃によりうまくいけば迅速に陥落させられるし、失敗しても食料を節約できるかもしれない…
- 攻囲の防衛側に食料という概念はなく抽象化されている(#23)
- 食料が備蓄されていない要塞は早期に陥落するだろう(#23)(上と矛盾?)
- 攻囲している敵軍を自国の軍隊が攻撃して敗北しても砦の陥落が早まることはない(#23)
- 地形だけでなく気候も攻囲に影響を与えうる(#23)
- 要塞を占領するとそのZoC内のすべての地区の占領権を得る
- 首都を占領すればその州内のすべての地区の占領権を得るが、敵軍や砦のある所は除かれる
- 革命の時代にはZoCを無視できる進歩がある
- 敵軍を追跡するのには良いかもしれないが兵站を無視できるわけではない
- 地区を占領したときの戦争スコアはその地区の支配権によって変わる(#22)
探検 (#21)
- 探検は地域(Area)ごとに行う(地区<州<地域)
- 細かくユニットを動かす煩雑さを減らすため、軍隊ユニットとは切り離した仕組みにした
- 地政学タブに探検、植民地化、海事、私掠船がある
- 探検済み地域の隣接地域のみ探検でき、内陸の場合は隣接地区を所有している必要がある
- 探検ミッションにはゴールドと人的資源が必要。維持費もかかり、道中イベントが発生する
- 探検ミッションは失敗するとリーダーが死亡する可能性があり、進行状況も失われる
- 探検が失敗した場合の進捗は完全にゼロに戻る(#21)
- 0/0/0の後継者を探索に行かせることは可能ですか?→Yes(#21)
- 探検を開始するにはいくつかの技術が必要になることもある(#21)
- 予算とキャラクターが用意できるかぎり一度に可能な探検ミッションに制限はない(#21)
- リーダー能力の管理は維持費減、外交は成功可能性、軍事は探検スピードを左右する
- 独自の特性「探検家」を持つリーダーはよりうまくやるだろう
- 「探検家」持ちは歴史的イベントで登場する場合もあるし、新たに募集することもできる
- ただし募集には大航海時代の「新世界」機関の進歩ツリー「探検家の任命」の進歩が必要
- 進歩には探検をスピードアップしたり、失敗しづらくしたりするものもある
- 探検家ではない人物では完了までに数年かかるかもしれない
- 海路の貿易風もどれだけ早く探索できるかに大きな影響を与える
- 他の国にスパイ網を構築している場合は地図の一部を盗むこともできる
- 探索ミッション完了後は同じ亜大陸に首都がある他の国にも約150年かけて広がっていく
- 未探索の州の商品はランダムではなく固定(#21)
- 発見した場所に独自な命名をするメカニズムは予定していない(#21)
- 探索に必要な人的資源は開始時に「消費」され、探索後に戻ってくることはない(#21)
- ランダム新世界は二度と採用しない(#21)
- 日本が太平洋経由でアメリカを探索するのは難しくなるだろう(#21)
植民 (#25)
- 植民地獲得ゲームの重要な要素の1つが戦力投射
- 戦力投射は高い国が低い国を搾取できることを示すバロメータ
- 戦力投射は進歩の獲得度に大きく依存しており、社会的価値観や国のランクなどで補正される
- 戦力投射は一度獲得した分が減ることはない(#25)
- 戦力投射が高い相手の土地に植民することはできない(#25)
- 戦力投射が相手より十分に高ければどこでも植民できる(#25)
- ただし同じ宗教グループの土地に植民することはできない(#25)
- まず一定の金額を消費して植民総督府を開くことで植民を開始できる
- 植民総督府は州ごとに設定するが、領有化の判定は地区ごとに行われる(#25)
- 同じ州に複数の国が植民することも可能(#25)
- 維持費もかかり、減らすと植民するPOPの数も減る
- 対象州の人口が多く、距離が遠いほど植民にかかる費用も高くなる
- 毎月、POPの一部が本土から植民地に実際に移動し、無から生じることはない
- 序盤は植民するPOPの数はかなり少ないが、進歩で増加し、社会的価値観や植民地までの距離も影響する
- そのため人口の少ない国では巨大な植民地帝国を築くことは現実的ではないだろう
- 貧しいPOPの方が移住しやすい(#25)
- 差別POPのみを選抜して送る方法はない(#25)
- 植民のひとつの壁として病気がある(#25)
- 本国から移住した人数すべてが植民地にたどり着けるわけではない(#25)
- 植民者数を増やすには大航海時代の進歩により、評議会で2つのコマンドが使用可能になる
「植民総督府の支援」は特定の自国領からPOPの植民を増やす
「植民地国家の支援」は特定の自国領から植民地国家の州に毎月100POP移住させる - 植民地を完成させるには少なくとも1,000のPOPを有し、一定割合が国教と需要文化を持っている必要がある
- その割合は自国と植民先の国の戦力投射の差に大きく依存する
- 領有化の判定は現地POP数も計算に入る(#25)
- 植民先の国が植民地化にどう反応するか、ひいてはどこに植民できるかは、また後日の開発日記を期待してほしい。元朝がもっと近ければ理論的にはヨーロッパの植民地化を開始できたかもしれない
- 完成した州は、十分に制御できるくらい近ければ自国領とすることもできるし、植民地国家に渡したりもできる
- 植民地国家は併合できない従属国で、通常の従属国より貢納金が少なくなるが、代わりに人的資源や水夫、商人の一部を提供する
- 植民地国家は植民地化できるマップ上のどこにでも作成できる
- 外交条約などで他の国が植民地化するのをブロックする方法がある
- たとえば、ノールランド、フィンランド、カレリア、コラは、スウェーデンとノヴゴロドの権利下にある
- 当然「トルデシリャス条約」もあり、多くの興味深いギミックを用意している
- 他国が請求権を持つ州に植民するには戦争が必要(#25)
- 植民地の距離判定は最寄りの自国領ではなく首都から判定される(#25)予定だが最寄りからに再検討するかもしれない(#25)
- 州の文化はもっとも多いPOPの文化に塗り替わる(#25)
- 病気などで人口がゼロにまでなると空白地になる(#25)
国際組織/International Organizations (#12)
- 国際組織とは高度に汎用化された国家をまたがるシステムであり、HRE、包囲網、同君連合、宗教組織や十字軍、タタールの軛、中国の朝貢すら表現される
- 以下のような仕組みによってそれぞれ特色を持つ
- リーダーがいるか、またリーダーが個人か国家か
- 団体が独自のものか、同様なものが複数存在するか
- 地区を所有しているか
- メンバーの特典やペナルティ
- 持つことができる法律や政策
- 組織内の特別な地位
- 戦争中のメンバーの振る舞い
- 複数の国際組織に所属することができ、教皇派や皇帝派のようなある国際組織に所属してる場合のみ参加できる組織もある(#12)
- 朝貢は朝貢国に支払いをすることで権威を獲得する(#12)
- EU4とは異なり同君連合は従属国ではない(#12)
- チュートン騎士団(#12)、ハンザ同盟(#12)、植民地国家や貿易会社は国際組織ではなく国扱い(#12)
- スイスは独立都市間の国際組織として表現される(#12)
- 国際組織が消滅する条件は様々でそれぞれに異なる(#12)
- HREの選帝侯は増やすこともでき、また土地に固定されているわけでもない(#12)
- 選帝侯は統治者ではなく国を選ぶので、同君連合の場合はどちらか片方の国が選ばれる(#13)
外交
進歩(技術)/ Advances (#20)
- 「進歩/Advances」と呼ばれるメカニズムに再構成された
- 進歩により新しいコマンド、ユニット、法律、相続法、制度、CB…様々なものがアンロックされる
- ツリーには現在100の進歩があり、固有の進歩もある
- ゲーム開始時の国選択画面でその国独自要素を確認できる(#20)
- 文化や宗教、ある地区を所有しているか、政府の種類などにより固有の進歩が出現する
- 各時代の開始時に各国に固有の新しい進歩ツリーが作成される
- 伝統の時代以外は共通、行政、外交、軍事の4つのツリーが用意されている。たとえば
行政 - 優れた行政効率、低金利、より良い近接拡散、安価な傭兵など
外交 - 優れた商人、より高い外交評判、従属国の設立、戦争スコアコスト減など
軍事 - 戦闘でのより高い名声、毎月の伝統獲得など - すべてのツリーですべての進歩を得ることはできない(#20)
- 時代の開始時に行政、外交、軍事から1つの分野をフォーカスすることで、その分野に10の追加の進歩が出現する
- 選ばなかった追加の進歩の研究はできない(#20)(#20)
- 選択せずに得られなかった追加の進歩が致命的になることはない(#20)
- 非現実的だが利便性のために進歩を研究せずに最大1年分の研究を蓄積することもできる
- 基本的には同じ研究コストがかかるが、「文字」などコストの高いキーストーンとなる進歩もある
- 以前の時代の進歩は現在の時代よりも安価(約33%引き(#20))になり、キャッチアップを可能にしている
- 研究の進捗は、定住国か遊牧民か、典礼言語、聖職者の満足度と国の平均識字率で変わる
- 大学や図書館などは識字率を向上させ、間接的に研究に貢献する(#20)
- 一度得た進歩は前提となる宗教や政府を変えたとしても残る(#20)
- ゲーム開始時のツリーの一部はランダム化されている(#20)
シチュエーションシステム/Situation System (#14)
- シチュエーションシステムとは一定期間にわたって複数の国が関与するコンテンツ群
- 独自のアクション、トリガーとなるイベント、独自のUIやマップモードもある
- 例えば黒死病、イタリア戦争、紅巾の乱などが含まれる
- 黒死病は1346年から流行の兆しが見え、中央アジアのどこかで腺ペストが発生して旧世界に広がり、影響を受けた地域の人口の40~60%が死亡する
- 黒死病は隣接地域、軍隊の移動、または貿易を通じて広がる
- 黒死病を軽減する方法はいくつかあるが、効率は低いうえにコストは高い(宮廷の隔離や病人の追放、少数派を非難など)
- 黒死病の発生地域をランダムにすることはできるが新大陸で発生することはない(#14)
- 黒死病の一度だけではなくほかの流行り病が蔓延することもあるだろう(#14)
- 一般的な病気の仕組みも存在する(#14)
- イタリア戦争はフランスやイベリア主要国、またはHRE皇帝がイタリアの国に宣戦布告すると即座に開始する
- イタリア戦争はフランスリーグ、イベリアリーグ、皇帝リーグ、3つのイタリアリーグの計6つの勢力がイタリアの覇権を相争う
- イタリア戦争にはイタリアに拠点を所有していれば誰でも参加でき、また放棄することもできる
- 紅巾の乱は1350年以降に元の安定度が25を下回り、いずれかの階級が不満を抱えている場合、発生する可能性がある
- 条件は厳しいが、大航海時代に到達すれば紅巾の乱を回避できる
- 紅巾の乱が始まると歴史をなぞって各地が独立し、紅巾賊と呼ばれる国際組織を作る
- 各紅巾賊は独立時にプレイ可能であり、互いに戦争を行うこともできる
- 各紅巾賊は-100から100までの範囲で元に対する忠誠心を持ち、忠誠度が0を超えると自動的に紅巾の乱の国際組織から離脱する
- 元は20年以内に安定度を取り戻し、紅巾の乱からすべての勢力が離脱すれば事態は収束する
- 紅巾の乱収束時に忠誠度が50を超えるすべての紅巾賊は自動的に元に併合される
- 紅巾賊が中華の大部分(7割)を押さえると元から中華皇帝の座を奪って乱は終了する
- 特別な外交コマンドとして、元は紅巾賊に称号を下賜して費用と引き換えに忠誠度を獲得したり、忠誠度の高い紅巾賊を同盟に呼んだりできる。一方紅巾賊は特別なCBで征服コストが低減され、征服地の統合速度も大幅に早めることができる
- その他にも大シスマ、百年戦争、日本の戦国時代もあるが、これらは後日詳しく取り上げる予定だ
- 現在のシチュエーション数は13だが、まだまだ追加予定(#14)
- シチュエーションは動的には作成されない(#14)
- 宗教改革(#14)や宗教戦争(#14)、フス戦争(#14)もシチュエーションとして表現されるだろう
- 日本の南北朝時代はシチュエーションになる(#14)
動的歴史イベント
各国詳細
- スタート年代以前の出来事によるAEなども反映させたい(*)
- フランスは通常の封臣とアパナージュの2種類の臣下を持つ(#Map3)
- エヴルーはフランスの属国でありながら、ナバラと同君連合関係にある(#Map3)
- ウロシュ5世治世下でのセルビアの崩壊のような1つの国内の出来事は災厄(Disaster)として表現される(#14)
- 薔薇戦争はシチュエーションではなく災厄(#14)
- 継承戦争はシチュエーションではなく別のメカニズムだ(#14)
- デンマークに王朝がないのは空位時代で摂政制のような状態になっているから(#15)
- スウェーデンとノルウェーは連合国で、スコーネはスウェーデンの自治領、アイスランドとグリーンランドはノルウェーの自治領(#15)
- 現在の教皇庁はアヴィニョンであり、教皇領の支配権を取り戻してローマに戻すには時間と労力がかかるだろう(#Map5)
- 教皇派(ゲルフ)と皇帝派(ギベリン)はシチュエーションによる国際組織(#Map5)
- ヴェネツィアは島ではなくなるかも(#Map5)
- 検討した結果、ノーサンブリア文化、マーシア文化は導入せずイングランド文化に統一した(#Map6)
- イングランドの首都はウェストミンスター(#Map6)
- アナトリアには「オスマントルコの台頭」という国際組織がある(*)
- アイルランドにはブレホン法とタニストリーがある(#18)
- ポーランドの議会名は Sejm、カスティーリャの議会名は Cortes、スウェーデンの議会名は Riksdagなど国によって呼び方は異なる(#18)
- デンマークには現在統治する国王がいない(#Map11)
- サーミ、スオメヌスコ、ロムヴァ、さらにごくわずかにノース宗教も残っている(#Map11)
- HREは皇帝、4人の世俗選帝侯、3人の大司教選帝侯、23の自由帝国都市、2の帝国農民共和国、44の司教領、および280の諸侯、合計357か国で構成されている(#Map12)
- カスピ海は制海権を表現するために海扱いとし、港で船を建造できる(Map#18)
実績
- ヨハン氏の意見としては鉄人必須にしたい(#5)
その他
- 幸運な国家(Lucky Nation)は存在しない(#5)
- カスタム国家は初期リリースでは予定していない(*)
- 国旗はCK3/Vic3のような動的なシステムがある(#7)
- 彗星は安定性-10(#7)(※Joke!)
- 国家解放は対象国がコアを持つすべての地区を対象とする(#8)
- EU4の衛星国のようにどこでも従属国を作ることはできる(*)
- 教皇庁、百年戦争、対立教皇、宗教改革のメカニズムはある(*)
- 伝染病のメカニズムはある(*)
- オプションとして台帳を制限する設定を予定している(*)
- 一時停止、一時停止解除、一時停止切り替えの3つのホットキーを設定できる(*)
- 通知の個別設定は可能(*)
- 必須環境はメインメモリ32GB以上になるかもしれない*
- 適切に並列化できるようにゼロから設計されたシステムにより、現在のパフォーマンスは良好だ(#10)
参考URLリスト
- Tinto Talk#1 Project Caesar https://forum.paradoxplaza.com/forum/developer-diary/1625360/
- Tinto Talk#2 Map https://forum.paradoxplaza.com/forum/developer-diary/1626415/
- Tinto Talk#3 POP https://forum.paradoxplaza.com/forum/developer-diary/1630154/
- Tinto Talk#4 政府 https://forum.paradoxplaza.com/forum/developer-diary/1636860/
- Tinto Talk#5 階級 https://forum.paradoxplaza.com/forum/developer-diary/1647775/
- Tinto Talk#6 地区 https://forum.paradoxplaza.com/forum/developer-diary/1657435/
- Tinto Talk#7 経済 https://forum.paradoxplaza.com/forum/developer-diary/1662356/
- Tinto Talk#8 経済その2 https://forum.paradoxplaza.com/forum/developer-diary/1666167/
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